花の栽培を楽しもう

ドライフラワーにするためにラグラスを収穫してみた

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猫のしっぽのようにふわふわで可愛らいしい「ラグラス」。

誰でも一度はドライフラワーで目にしたことがあるでしょう。でも、どんなふうに生えているのか知らない人がほとんどですよね。

私も栽培してみるまでは写真でしかみたことがなくて、興味津々でした。

昨年から2年越しでこのラグラスの栽培にチャレンジしているのですが、今年はようやくいい感じで栽培ができたようです。

栽培の結果はこちらのブログ参照→こちら

で、そろそろ収穫する時期かな〜と感じたので収穫してみることにしました。

ちょうど帝王貝細工もいい感じに花が開いてきたので一緒に摘み取ることに。

帝王貝細工は、摘み取る前から既にドライフラワーのような質感で驚いてしまいますが、実はしっかり水分を含んでいるので摘み取った後の乾燥作業は必須ですから注意してくださいね。

ラグラスは摘み取り作業が実は面倒だった

ラグラスを摘み取ってみて初めて分かったことですが、とにかく収穫がとても面倒です。たくさん生えてきていてバサっと切ってしまえたら楽なんでしょうが、実は1本1本摘み取っていく必要があります。

というのも、たくさん生えてきているのですが、1本1本成長速度が違い、そして次から次にしたから新しいラグラスが顔を出してくるので、一気に収穫はできないのです。

わかりますか?ちょっとかき分け手中の方を見ると小さなラグラスが顔を出しかけているのがわかります。

ですから早く成長したものから摘み取っていかないといけなくて、それがとても面倒なのです。

でもこの作業を怠ると、収穫量が減ってしまうのです。

取れそうなやつの根本を探し、摘み取り作業を楽しみながらやるのがコツですね。

1本の苗が成長した株から、今日だけでこんなに収穫できました。

まだまだ次の新しいラグラスが出てきそうですから、これからもっと収穫できそうで楽しみです。

ラグラスは雨に会うと傷みやすいからできれば雨の当たらない工夫を

ラグラスは毛が猫の尻尾のようにふさふさしていますが、その分、雨がふると水分を含んで茎が倒れてしまいます。最悪、雨が続くとそのまま先端が痛んでしまい使い物にならなくなる可能性も。

ラグラスの摘み取り時期の5月から6月にかけては丁度梅雨入りの季節と重なるので注意が必要です。何ヶ月も頑張って栽培してきたのに、最後の最後に雨にやられてしまったら泣くに泣けません。

かと言って庇の下とか、屋内では自然光が当たりにくくなり成長を阻害してしまうのでそれも良くないでしょう。

穂がたくさん出始めたら、私は簡易のビニールハウスに入れて雨を避けながら、入り口は開けっぱなしで風通りをよくしながら栽培します。

ラグラスの種を収穫して来年も楽しもう

ラグラスには種ができます。当たり前ですね。あのもふもふの中に、小さな種がたくさん隠れているんです。

わかりやすく言うと、あのタンポポの綿毛のように、もふもふの先に種が付いているんです。

ラグラスが十分成長して枯れていくまで収穫せず、茎の部分まで茶色く枯れてきたら収穫し、しばらく乾燥させておきます。

十分もふもふ部分も茶色くなってきたら、もふもふ部分を手でほぐしてみると種が出てきますので、それをまた秋口に種まきするまで取っておきましょう。

分解すると

中から小さな種が出てきます。

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