きれいな花を長く鑑賞できるようになるのもドライフラワーの魅力ですが、思い出の花をきれいなままそばに置いておけるのもその魅力の一つです。
例えば、結婚式で託されたブーケ、初めてのデートの花束、卒業式にもらった胸の一輪の花。
人の人生の節目にはいつも花があります。
そんな花を、花瓶に活けて楽しみ、束の間を楽しむのも、それはそれでありだと思います。
生花でしか感じられない美しさもあります。
しかし、少しでも長くきれいなままでそばに置いておきたい場合もありますね。
そんな時にドライフラワーは力を発揮するんです。
例えば、このカーネーション。
これは母の日に小さな子供たちから贈られたアレンジメントのカーネーションをドライフラワーにして残したものです。
この時は、生花のまま長く楽しんで、萎れかかってからドライフラワーにしたため、色彩も状態もあまり良くないですが、それでもそれなりにいい感じに残せていると思います。
これを見るたび、子供たちの愛情を感じられ幸せな気分にしてくれるのです。
花を一番きれいに残すには、ドライフラワーよりもブリザードフラワーにする方がいいのでしょう。
しかし、手間もお金もかかります。
それに、あまりきれいすぎて鮮やかすぎると逆に作り物のような感じがして味気ないものになってしまうと思うのです。
ドライフラワーの枯れたわけではないけど、きれいな感じが一番いいのです。
皆さんも、これからの人生の節目で色々な花に出会うことでしょう。
その花をドライフラワーにしてみるといいですよ。
花の美しさだけでなく、贈ってくれた人たちの思いまで一緒に残していられるようで、幸せな気持ちになれますよ。
ハーバリウムにして残すと、さらに長い間保存でき楽しめるでしょう。