野の草花で作るドライフラワー

野バラのローズヒップはドライフラワーのアクセントに最適

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野バラのローズヒップはドライフラワーのアクセントに最適

野バラという花をご存知ですか?その名の通り野生のバラ。河原や山間部、草原と至る所に見かけることができます。花自体は可憐な小さな花なのですが、その花を鑑賞用に摘んで帰る人は少ないようです。印象では、いつの間にか咲いていて、いつの間にか散っている。そんな儚い花という感じです。トゲも多く、近寄り難いバラですし、ガーデニング というより雑草のように野山に咲いている花だからでしょうか。でも、実は秋から冬にかけて結実する赤い実はとてもとても魅力的なんです。

先日、愛犬マロンと近所を散策していたら、この野バラの赤い実を見つけたので、今回は、これをドライフラワーとしてお薦めしたいと思います。

※雑学として解説:日本で言う野バラとは「ノイバラ」のことを言います。もともとトゲが多いバラなので「イバラ」と呼ばれていたところに「野」がついてノイバラとなったようです。いわゆるイバラの道とは、このノイバラのことを指すのでしょう。

野バラのローズヒップってどんな実?

一般的にバラの実は「ローズヒップ」と呼ばれ、ローズヒップティや花材、ドライフラワーとして愛用されます。実はこの赤い実はとても優れた食材のようで驚きの成分を秘めているのです。ちょっと雑学が多くなってしまいますが、先に触れておきましょう。

※写真は代表的なローズヒップでノイバラの実ではありません。

ローズヒップにはビタミンCが同量のレモンに対して約20倍も含まれています。ローズヒップティにすると、ビタミンCのために少し酸っぱい味がしますが、飲むとメラニンの生成が抑えられてシミが予防でき、コラーゲンが生成されてお肌の調子が整うといった作用が期待できるそうですよ。さらにウイルスを遠ざける作用もあり、風邪の予防にも効果的。ヨーロッパでは古くから風邪薬としても利用されていたらしいです。

また、赤い色素であるリコピンは生活習慣病の原因となる活性酸素の発生を抑え、体から排出する効果もあります。トマトのリコピンはよく知られていますね。ほかにもビタミンB1、B2、カルシウムなどもバランスよく含まれるので、生理痛の緩和、眼精疲労の回復、気持ちをリラックスさせる、ストレスを和らげるなど、本当に体にも心にもうれしい期待効果が豊富なんです。

でも服用する時には、よく調べてから試してみてくださいね。このブログはドライフラワーの情報ブログなので、あくまでも雑学としてお読みください。

で、今回ご紹介したいノイバラの赤い実がこれです。結実するのが9月頃ですからもう半年は経過したものですが、まだこんなに鮮やかな赤色を保っているのはさすがです。結実仕立てならもっと鮮やかで綺麗な状態のローズヒップが収穫できたことでしょう。今年の秋は早めに収穫してみることにします。

直径6〜8ミリ程度の大きさで南天の実に近いかも知れません。ちなみに我が家の南天の実はこんな感じ。半分以上鳥に食べられてしまっています(涙)。

このローズヒップは、私の愛犬マロンの散歩コースにある荒れ放題の耕作放棄地に自生しているノイバラの実を収穫してきたものです。今は1月ですが、誰も収穫されず、まだまだたくさんなりっぱなしです。

この荒地、実は狐や狸が住んでいるんです。ある時、狐が突然飛び出してきてびっくりしたことがあります。すぐ近くにはイオンモールもあれば住宅もある場所なんですけど・・・・。きっとノイバラが覆い茂っているので人間が近寄ることもできないため、動物が安心して住み着くことができるのでしょう。そう言う意味ではノイバラの刺は、動物を守る刺でもあるんですね。

 

ノイバラのローズヒップをドライフラワーに

収穫したローズヒップですが、この写真のような状態ならそのままドライフラワーと同じようにすることもできます。急がない時は、やはり吊るして乾燥させた方が良いですけどね。どんな花と組み合わせるのがいいのか迷いますが、私は最近野生のものにハマっていますので、このノイバラの自生している周囲から収穫した「チガヤ」と「セイタカアワダチソウ」と組み合わせてみましょう。

いかがですか?ローズヒップの赤い実とセイタカアワダチソウの黄色がお互いを引き立てあっていますね。それにどれも野生のものなので、なんか自然を感じませんか?野山の草原のような。

同じバラと組み合わせてみたらどうでしょうか?こんな感じです。

違う品種のバラですが、やはり同じバラ科どうし、相性はバッチリのようですね。同じバラどうしを組み合わせると、流石に威厳というか風格が出てきます。やはりバラは凄いです。

まとめ

いかがでしたか?私も気づかないでいた自然のドライフラワー素材が、近くにまだまだたくさんありそうです。皆さんも、住んでる近所を何気なく散歩しているかと思いますが、注意して歩くと思わぬ気付きがあるかも知れませんよ。

自分で栽培して花を咲かせドライフラワーにするのも楽しいですが、こうして散策しながら素材を見つけてみるのも楽しいものです。

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